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ED(勃起不全)の治し方  克服のために絶対すべきこと 5 選

[2024.12.16]

はじめに

ED(勃起不全)は体の要因と⼼の要因が複雑に絡み合って起こります。
年齢を重ねてもいつまでも性⽣活を楽しむ⽅がいる⼀⽅、若い⽅でも悩みやストレスにより、EDを発症してしまう⽅もいます。
EDの症状はパートナーにはもちろん、他⼈には相談できずに1 ⼈で悩んでいる⽅がほとんどであり、そのストレスによりさらにEDが悪化してしまうという負のスパイラルに陥りがちです。
そこで本記事では「ED克服のためにすべきこと5 選」と題して、皆様にお話しさせていただきたいと思います。
男性だけではなく、⼥性にもご覧いただきたい内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

1 ED克服のためにすべきこと その① ⾷⽣活・⽣活習慣を⾒直す

ご⾃⾝の⽣活習慣を振り返ってみてください。睡眠不⾜だったり、タバコを吸ったり、暴飲暴⾷したり、過度な飲酒をしたりしてはいませんか。
これらは⽣活習慣病を引き起こす事は知られていますが、EDを引き起こす事はあまり知られていないように思います。

1-1 肥満の改善

肥満は動脈硬化の原因となり、勃起に必要な⼗分な⾎流が末端まで⾏き届かないことでEDを引き起こします。
さらに肥満はインスリン抵抗性による糖尿病も誘引してしまうため、⾎管や神経にダメージを与え、EDのさらなる悪化へと繋がってしまいます。
また、脂肪細胞がエストロゲン(⼥性ホルモン)を⽣成するため、テストステロン(男性ホルモン)の低下を引き起こしてしまう事もEDの直接的な原因となります。
そのため、肥満傾向にある⽅は適正体重に戻しておくことがED克服へと繋がります。

1-2 禁煙

喫煙により⾎管は収縮します。⾎管が収縮することにより勃起に必要な⾎流が陰茎海綿体に⼗分届かなくなり、EDの⼀因となってしまいます。
禁煙することでEDを改善できることが期待でき、喫煙による動脈硬化が引き起こす⼼⾎管系のリスクも減らすことができます。EDにお悩みの⽅のお話を聞いているとそもそも喫煙者だったということも多々あるケースなのです。

1-3 アルコールを控える

適度なアルコール摂取は⾎管を拡張させる作⽤がありますが、過度なアルコール摂取は⾎管を収縮させ、勃起に必要な⾎流が⼗分届かなくなってしまいます。
また、正常な神経伝達も⾏なわれなくなるため、さらなるEDの原因となります。


これらの⾷⽣活や⽣活習慣は⾃ら意識する事で改善することが可能です。改善することでEDだけではなく、⽣活習慣病予防や適正体重をキープすることにも繋がります。体が健康になると⼼も健康になり、良い相乗効果が⽣まれ、いつの間にかEDが改善しているケースもあるのです。
⾃⼒での改善が難しい場合は、当院でもおこなっているGLP-1 ダイエットや禁煙外来を利⽤してみてはいかがでしょうか。
今は制限なく、薬の⼒で無理なくダイエットや禁煙を成功させる⽅が増えてきています。

2 ED克服のためにすべきこと その② ストレスを溜めない

ストレスを感じると⾃律神経が正常に働かず、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、EDへと繋がってしまいます。
仕事のストレスや家庭内のストレスだけではなく、⼦作りのプレッシャーや過去に性⾏為で失敗したトラウマなども⼀因となります。
ストレスを完全になくすのは難しいかもしれませんが、趣味の時間を作ったり、適度な運動をしたり、⼗分な休息をとったりして上⼿に付き合っていくことが⼤切です。

3 ED克服のためにすべきこと その③ パートナーとコミュニケーションをとる

「ED=男性ではない」のようなイメージは残念ながら未だに残っているのではないでしょうか。
しかしながら、40 歳以上の男性の3 ⼈に1 ⼈はEDとも⾔われており、EDはいつでも、誰でも起こる可能性があるということを男性も⼥性も知っておくべきです。
このような認知が広がればパートナーに打ち明けやすくなり、パートナーは相⼿を理解し、改善に向けた対策を⼀緒に考えられる理想的な状況となります。ED は「ストレスや体の不調で起こりやすい事」という共通の理解が何より⼤切です。

4 ED克服のためにすべきこと その④ ED薬を使う

バイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED治療薬は陰茎の海綿体に⾎液を流⼊させて勃起を助けます。⾮常に優秀な薬で効果も⾼く、多くの⽅が使⽤しています。
EDが起こる原因は体の要因と⼼の要因がありますが、⼼の要因がある場合、ED薬の⼒を借りることも解決への近道となります。なぜなら、ED薬を使⽤して勃起を起こしたとしても、成功体験を積み、男性としての⾃信を取り戻すことができるからです。成功体験を繰り返すことでEDが⾃然と改善し、薬の⼒を借りなくとも良くなる⽅が⾮常に多いのが現状です。ED薬からの早期離脱のためには躊躇なく薬を使⽤することも必要かもしれませんね。
もちろん⼼疾患や脳疾患の⽅への使⽤は慎重にしないといけませんが、「今回もできなかった」「またダメだったらどうしよう」と悩むことでさらにED が悪化していくより、早い解決へと繋がるのではないでしょうか。

5 ED克服のためにすべきこと その⑤ 陰茎エクソソーム治療・陰茎再⽣医療

ある程度年齢を重ねた⽅の場合(多くは40 歳以上)、⾎管が傷ついたり細くなったりしてくるため、どんなに⼼の要因が取り払われたとしてもED治療薬からの離脱が難しいケースが残念ながら多くなってきます。
そこでここからは薬に頼らないED の根本治療に繋がるものをお話しさせていただきます。

5-1 陰茎エクソソーム療法

エクソソーム(幹細胞培養上清液)とは主に幹細胞を培養した際に放出される物質で細胞と細胞の間の情報交換をする役割を担っています。
どんな細胞にも、どんな組織にもなることができるのが幹細胞の特質ですが、幹細胞から放出されたエクソソームは内部に放出元の幹細胞の情報を持っているため、弱った細胞にたどり着いて組織を修復したり、新しく⽣み出したりするように指令を出します。
これを陰茎の根本に直接注射することで勃起に必要な「健康な⾎管」と「健康な神経伝達」を取り戻すことができると考えられています。

5-2 陰茎再⽣医療(ACRS 療法)

ACRS とは⾃⼰⾎サイトカインリッチ⾎清とも呼ばれ、⽂字通り⾃分の⾎液を使⽤し、⾎⼩板の中の成⻑因⼦や炎症を抑える成分だけをぎゅっと凝縮して投与する療法です。
エクソソームと同様、炎症を抑え、様々な成⻑因⼦が⾎管を修復し、神経伝達を正常な状態に戻します。
このACRS 療法は⾃分の⾎液を使っているため安全で副作⽤の⼼配もなく、当クリニックグループでも多くの⽅が治療をご希望されています。


エクソソーム療法もACRS 療法も⾎管の再⽣や修復にある程度の時間を要するため個人差はありますが、即効性はありません。
しかし、⾎管が修復され、⼗分な⾎流を取り戻すことで、薬を使⽤しなくても⾃然な勃起が可能となり、根本的な解決へと繋がります。

5-3 当院での陰茎エクソソーム・陰茎ACRS 療法

当院では陰茎のエクソソーム療法をおこなっております。
治療は注射器で陰茎の根本に直接注⼊する⽅法です。⿇酔は使⽤しませんが、⾮常に細い針を使⽤するため痛みを感じない⽅がほとんどで、治療の時間も数分となっております。
⾎管はゆっくりと修復されるため、1 週間に1 回、計5 回の治療を繰り返していただくことをお勧めしています。

当院ではACRS療法はおこなっておりません。
系列院にておこなっておりますのでご希望の方は「大宮エヴァグリーンクリニック」へお電話でご予約ください。(TEL:048-647-3203

陰茎エクソソーム療法 1回60,000 円(税込)
陰茎ACRS 療法 1回88,000 円(税込)

5-4 エクソソームのホームケア

当院ではエクソソームのホームケアとして、ご⾃宅で簡単に使⽤できる点⿐やクリームも取り扱っており、伊勢呂理事長も使用しております。

点⿐(ピュアステム『Pure Stem』)は⿐の粘膜から吸収されて⾎管に⼊り、全⾝を巡って弱った組織の修復を⾏います。

クリーム(エクステム『exstem』)は世界初 E D と男性更年期障害両⽅に効果が認められたクリームです。どちらもオンライン診療で⽇本全国どこからでもお申し込みいただけます。もちろん直接ご来院いただいても結構です。

エクソソームクリーム
(エクステム『exstem』)
19,800円(税込)
1本約3週間分
エクソソーム点⿐
(ピュアステム『Pure Stem』)
29,800円(税込)
1キット約1週間分

新橋消化器内科・泌尿器科クリニック
オンライン診療はこちら

6 まとめ

ED は決して特別なことではなく、「いつか⾃分にも起こる事」だと知っておいてください。必要以上に考え込んだり、落ち込んだりする必要もありません。
今回お話しした内容を思い出していただき、パートナーとよく話し合い、解決への⼀助としていただけると嬉しいです。

今回お話ししたエクソソームや再生医療についてのLINEアカウントができました。
お知らせやお得なキャンペーン情報などを配信して参りますので、ぜひ登録をお願い致します。


 

この記事を執筆した人
伊勢呂哲也
伊勢呂哲也

日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
名古屋大学出身
年間30000人以上の泌尿器科と消化器科の外来診察を行う
YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。

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