大腸CT検査はどこで受ける?病院とクリニックの選び方と流れ
大腸CT検査を受けたいと思っても、「どこの病院で受けられるのか」「近くの病院やクリニックで対応しているのか」と迷う方は少なくないのではないでしょうか。大腸CT検査は、CT装置があればどこでも受けられるわけではなく、対応している医療機関がある程度限られる検査です。
本記事では、大腸CT検査をどこで受けられるのか、病院とクリニックの選び方を中心に、検査の流れや向いている人までを整理していきましょう。大腸CT検査を受ける施設を選ぶ際の判断材料になれば幸いです。
大腸CT検査とはどのような検査か
大腸CT検査は、CTコロノグラフィーやバーチャル大腸内視鏡とも呼ばれる検査です。肛門から細い管を入れて炭酸ガスで大腸をふくらませ、CTで撮影した画像をコンピューターで立体的に再構成して、大腸の内側の形を調べます。
内視鏡のスコープを腸の奥まで進める必要がないため、検査中の苦痛が比較的少なく、腸に穴があくリスクも低いといえるでしょう。一方で、検査前に腸をきれいにする前処置は大腸内視鏡と同じように必要で、組織を採取したりポリープを切除したりはできない点が特徴です。
大腸CT検査はどこで受けられるか
大腸CT検査を受けられる施設には、ある程度の条件があります。病院やクリニックを選ぶ前に、まず押さえておきたい点を見ていきましょう。
受けられる施設が限られる理由
大腸CT検査は、CT装置があれば自動的に受けられるわけではありません。撮影した画像を大腸の立体画像に再構成する専用の解析ソフトと、画像を読み取る医師の体制が必要になるため、対応している医療機関はある程度限られます。
そのため、「近くにCTがあるクリニックがあるから大腸CT検査も受けられるはず」と考えると、実際には対応していないケースもあるでしょう。受診を考える際は、その施設が大腸CT検査に対応しているかを事前に確認しておくと確実です。
病院とクリニックの違い
大腸CT検査は、総合病院でも内視鏡に力を入れたクリニックでも受けられる場合があります。総合病院は、検査で異常が見つかったときに同じ施設内で治療や手術へ進めやすい点が安心材料となるでしょう。一方、クリニックは予約が取りやすく、検査日程の融通がききやすい傾向があります。
どちらが優れているということではなく、検査の目的や、結果が出たあとにどう進みたいかによって向き不向きが分かれるところでしょう。
施設を選ぶときに確認したいこと
施設を選ぶ際は、いくつかのポイントを確認しておくと迷いにくくなります。保険診療として受けられるのか自費なのか、前処置の方法や検査食の指示、結果説明の体制、異常が見つかったときの連携先などは、事前に確認しておきたい項目でしょう。
特に、検査後に大腸カメラが必要となった場合に、同じ施設や連携先でスムーズに受けられるかどうかは、施設選びの重要な視点といえます。
大腸CT検査の流れと前処置
大腸CT検査を受けるにあたって、当日までの流れを知っておくと準備しやすくなります。一般的な流れを見ていきましょう。
検査前日から当日の準備
多くの施設では、検査の前日に消化のよい検査食をとり、指示に従って下剤を服用します。検査当日は、腸の中をきれいにするための処置を行います。前処置の詳しい内容は施設によって異なるため、予約時に確認しておくと当日あわてずに済みます。
検査の流れと所要時間
検査では、肛門に細い管を入れて炭酸ガスをゆっくり注入し、大腸をふくらませてからCTで撮影します。うつ伏せと仰向けなど体位を変えて複数回撮影することが多く、撮影自体は数分から十分程度で終わることが多いでしょう。
内視鏡のように鎮静剤を使わずに受けられることが多いため、検査後にそのまま帰宅できる場合もあります。撮影した画像から大腸の立体画像を作成し、ポリープやがんなどの病変がないかを医師が確認していくでしょう。
どんな人に大腸CT検査が向いているか
大腸CT検査は、すべての人にとって最適な検査というわけではありません。向いているケースを理解しておくと、検査選びの判断がしやすくなるでしょう。
過去にお腹の手術を受けて腸が癒着しており、内視鏡のスコープが進みにくい方や、内視鏡検査に強い不安がある方には、大腸CT検査が選択肢となります。また、血をさらさらにする薬を服用していて、その場での組織採取やポリープ切除を避けたい場合の一次的な評価として選ばれることもあるでしょう。
ただし、大腸CT検査で疑わしい病変が見つかった場合は、確定診断や治療のために大腸カメラが必要になります。便潜血が陽性で精密検査が必要な方や、ポリープが見つかればその場で切除したい方は、はじめから大腸カメラを選んだほうが二度手間になりにくいでしょう。
新橋で大腸の検査をご検討の方へ
「大腸CT検査を受けられる病院を探している」「大腸CT検査と大腸カメラのどちらがよいか相談したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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新橋消化器内科・泌尿器科クリニックは、CT・胃カメラ・大腸カメラといった検査設備を院内に備えたクリニックで、新橋駅から徒歩1分の場所にあります。大腸カメラ検査は鎮静剤を使って苦痛を抑えながら受けられる体制を整えているところが特徴です。
予約のない方の検査にも対応しており、当日の検査が可能な場合もあるため、気になる症状があるときに相談しやすい環境を整えています。土曜・日曜も診療しているため、平日に時間が取りにくい方もお気軽にご利用ください。便潜血が陽性だった方や、大腸の検査をどこで受けるか迷っている方は、検査方法も含めて当院にご相談ください。
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まとめ
大腸CT検査は、専用の解析ソフトと読影体制が必要なため、CT装置がある医療機関であればどこでも受けられるわけではなく、対応施設を事前に確認することが大切です。施設を選ぶ際は、保険診療か自費か、前処置の方法、結果説明の体制、異常時の連携先などを確認しておくと迷いにくくなるでしょう。
検査前には下剤などの前処置が必要で、撮影自体は数分から十分程度で終わり、内視鏡が難しい方や検査に不安がある方の選択肢として役立ちます。
大腸の検査をどこで受けるか迷う場合は、検査方法や流れも含めて、消化器の検査に対応した医療機関で一度相談してみるとよいでしょう。
日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
名古屋大学出身
年間30000人以上の泌尿器科と消化器科の外来診察を行う
YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。

