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大腸CT検査の費用相場は?保険適用と自費や大腸カメラとの違い

[2026.06.27]

 

大腸の検査を考えるとき、内視鏡ではなくCTで調べる「大腸CT検査」という方法を知り、費用がどのくらいかかるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。大腸CT検査は、内視鏡のスコープを使わずに大腸を調べられる方法として知られています。

本記事では、大腸CT検査の費用相場を保険適用と自費の両面から整理し、大腸カメラとの費用や精度の違いまでを順に見ていきましょう。検査の費用と特徴を理解したうえで、自分に合った方法を選ぶ手がかりになれば幸いです。


大腸CT検査とはどのような検査か


大腸CT検査は、CTコロノグラフィーとも呼ばれる検査方法です。肛門から細い管を入れて炭酸ガスで大腸をふくらませ、CTで撮影した画像をコンピューターで立体的に再構成し、大腸の内側の状態を調べます。

内視鏡のように大腸の中へスコープを進めるわけではないため、検査中の苦痛が比較的少ない点が特徴といえるでしょう。ただし、検査前に腸をきれいにする下剤などの前処置は、大腸カメラと同じように必要になります。

大腸CT検査の費用相場


大腸CT検査の費用は、保険が適用されるかどうかで大きく変わります。保険適用の場合と自費の場合に分けて、費用の目安を見ていきましょう。

保険適用される場合の費用


便潜血検査が陽性だった、血便腹痛などの症状があるといった理由で、医師が必要と判断して行う大腸CT検査は、健康保険の対象となります。3割負担の場合、検査費用の目安はおおむね1万円前後となるでしょう。ここに初診料や再診料、画像診断の判断料などが加わるため、総額はもう少し変わってくる場合があります。

自費(人間ドック)の場合の費用


症状がなく、健康診断や人間ドックの一環として受ける大腸CT検査は自費診療となり、全額自己負担です。自費の場合の費用は医療機関によって異なり、2万円から3万円程度が一つの目安とされています。検診として受ける場合は、自治体の大腸がん検診(便潜血検査)とは別に、自分で費用を負担して受ける位置づけになるでしょう。

費用が変わる主な要因


大腸CT検査の費用は、保険か自費かという違いのほかにも、いくつかの要因で変わってきます。撮影する範囲や、同じ日に行う血液検査などの有無、医療機関の料金設定などによって、総額は前後するでしょう。また、治療を目的とした検査であれば医療費控除の対象になる場合があるため、確定申告の際に領収書を保管しておくとよいかもしれません。

大腸CT検査と大腸カメラの費用と精度の違い


大腸を調べる方法として、大腸CT検査とよく比較されるのが大腸カメラ(大腸内視鏡検査)です。費用とわかることの両面から、違いを整理しておきましょう。

費用の違い


保険適用の大腸カメラは、検査だけであれば3割負担で5,000円前後、ポリープ切除や組織採取を行うと2万円前後になることが多いとされています。一方、保険適用の大腸CT検査は3割負担で1万円前後が目安となり、検査単独の費用ではCT検査のほうがやや高めになる場合もあるでしょう。

ただし、費用だけで比較すると判断を誤りやすいため、それぞれの検査でわかることの違いも踏まえて選ぶことが大切でしょう。

わかること・精度の違い


大腸カメラは、大腸の粘膜を直接観察できるため、小さなポリープや早期のがんも見つけやすく、その場で組織を採取したり、ポリープを切除したりできる点が大きな強みです。

大腸CT検査は大腸全体の形を立体的に把握でき、内視鏡のスコープが通らないような狭い部分の奥側まで評価できる一方、平坦な病変や色の変化はとらえにくく、組織採取やポリープ切除はできません。つまり、大腸CT検査で疑わしい病変が見つかった場合は、確定診断や治療のために結局は大腸カメラが必要になることもあります。ここが、費用だけでは見えにくい大腸CT検査の重要な注意点でしょう。

どちらを選ぶか


検査の選び方は、目的や体の状態によって変わってきます。お腹の手術歴があって内視鏡のスコープが進みにくい方や、内視鏡に強い不安がある方には、大腸CT検査も選択肢となるでしょう。一方で、便潜血が陽性で精密検査が必要な場合や、ポリープが見つかればその場で切除したい場合は、大腸カメラのほうが適しています。

迷う場合は、症状や検査の目的を医師に伝えたうえで、どちらの方法が向いているかを相談するとよいでしょう。

大腸がん検診で精密検査が必要と言われたら


自治体や職場の大腸がん検診で行われるのは、主に便潜血検査です。便潜血検査で陽性となった場合、その先の精密検査として基本となるのは大腸カメラ(大腸内視鏡検査)となります。

便潜血が陽性であっても、痔などの良性の原因のこともありますが、大腸がんが隠れている場合もあるため、自己判断で放置せずに精密検査を受けることが大切でしょう。内視鏡が難しい事情がある場合に、大腸CT検査が代わりの選択肢として検討されることもあります。

精密検査として医師が必要と判断して行う検査は保険適用となるため、検診後の精密検査の費用を過度に心配する必要はないでしょう。

新橋で大腸の検査をご検討の方へ


「便潜血が陽性だったが、どの検査を受ければよいか分からない」「大腸CT検査と大腸カメラで迷っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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新橋消化器内科・泌尿器科クリニックは、CT・胃カメラ大腸カメラといった検査設備を院内に備えたクリニックで、新橋駅から徒歩1分の場所にあります。大腸の検査では、症状や目的に応じてどの検査が適しているかを相談でき、大腸カメラは鎮静剤を使って苦痛を抑えながら受けられる体制を整えているところが特徴です。

予約のない方の検査にも対応しており、当日の検査が可能な場合もあるため、気になる症状があるときに相談しやすい体制を整えています。土曜・日曜も診療しており、平日に時間が取りにくい方にもご利用していただきやすいのも特徴です。
便潜血が陽性だった方や、大腸の検査を検討している方は、検査方法や費用も含めて当院にご相談ください。

*当院では大腸CT検査は行なっておりません

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まとめ


大腸CT検査の費用は、医師が必要と判断した保険適用の場合で3割負担で1万円前後、人間ドックなどの自費の場合で2万円から3万円程度が一つの目安となります。大腸カメラと比べると、CT検査は苦痛が少なく大腸全体の形を把握しやすい一方、組織採取やポリープ切除ができず、疑わしい病変があれば改めて大腸カメラが必要になる点には注意が必要でしょう。

費用だけでなく、検査でわかることや目的も踏まえて、自分に合った方法を医師と相談しながら選んでいくと安心です。

 

 

 

この記事を執筆した人
伊勢呂哲也
伊勢呂哲也

日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
名古屋大学出身
年間30000人以上の泌尿器科と消化器科の外来診察を行う
YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。

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