風邪症状
新橋消化器内科・泌尿器科クリニックでは発熱や咳、くしゃみなどの⾵邪症状に対して、診察とお薬の処⽅をおこなっております。
1 ⾵邪の原因
⾵邪の原因の80%〜90%はウイルス感染となっており、感染した⼈のくしゃみや咳から出る⾶沫、またはウイルスが付着した物に触れることによって広がります。⼀般的なものはライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス、インフルエンザウイルス、RS ウイルスなどが知られています。
ウイルス以外でも⾵邪に似た症状を引き起こすものとして、細菌(溶連菌や肺炎球菌)やマイコプラズマなどが挙げられます。
2 ⾵邪の治療
発熱している場合には解熱剤、咳が出る場合は咳⽌めを処⽅するなど⼀般的には症状を和らげる対症療法と⼗分な休養と⽔分補給が中⼼となります。
3 新橋消化器内科・泌尿器科クリニックで対応している検査
3-1 インフルエンザウイルス
⿐の粘膜から検体を採取して抗原検査が可能です。結果は15 分程度で出ます。
新型コロナウイルスと同時に検出できるキットを使⽤するため、的確な診断に繋がります。
陽性の場合には発症後48 時間以内に投薬する事が望ましく、タミフルやリレンザ、イナビルなどの抗ウイルス薬を処⽅します。
3-2 新型コロナウイルス
インフルエンザウイルスと同時に⿐の粘膜から検体を採取して抗原検査をする事が可能です。
また、当院ではPCR 検査(RNA を増幅し、微量のRNA でも検出可能)もおこなっております。PCR 検査の結果は1 時間ほどで出ますので、陽性の場合でも的確な診断が可能です。
抗ウイルス薬のゾコーバやラゲブリオ、パキロビッドに対しての公費負担は2024 年4 ⽉で終了となったため、3 割負担の⽅でも15,000 円〜29,000 円の⾃⼰負担が⽣じてしまいます。
そのため、陽性の場合は解熱鎮痛薬や咳⽌めなどの対症療法をする事が⼀般的であり、ほとんどの⽅に対して⼗分な治癒効果が認められています。
3-3 溶連菌
A 群ベータ溶⾎連鎖球菌抗原キットで検査が可能です。喉の粘膜から検体を採取して検査し、結果は5 分程度で分かります。
陽性の場合には抗⽣物質の処⽅を⾏い、症状に合わせて対症療法も⾏います。
4 まとめ
熱や咳、くしゃみなどの⾵邪症状は全⾝の倦怠感を招くため、何より感染しないように努める事が大切です。
⼗分な栄養や睡眠はもちろんのこと、室内では適度な湿度を保ったり、手洗い、うがい、⼈混みではマスクするなどの予防対策をしましょう。
新橋消化器内科・泌尿器科クリニックでは突然の発熱やインフルエンザウイルス・新型コロナウイルスを疑う症状に対しての診察、検査、処⽅が可能です。
ご予約のない⽅でもお受けしておりますので、お困りの⽅は当院までご相談ください。
日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
名古屋大学出身
年間30000人以上の泌尿器科と消化器科の外来診察を行う
YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。