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水光注射による顔のACRS/エクソソーム(幹細胞培養上清液)療法〜成長因子・抗炎症性サイトカインに着目した水光肌へ〜

はじめに

シワ、くすみ、ハリ低下、たるみ。
こうした肌の変化は「年齢のせい」と捉えられがちですが、近年では、肌内部で続く慢性的な炎症や、回復力の低下が深く関係していることが分かってきています。

紫外線や乾燥、摩擦、ストレスなどの刺激が積み重なることで、肌は知らないうちに炎症が起こりやすい状態となり、本来備わっている修復の仕組みが十分に働かなくなります。

新橋消化器内科・泌尿器科クリニックでは、無理に見た目を変える肌治療ではなく、肌が自ら整いやすい環境を内側から支えること を目的とした医療として、顔のACRS療法を導入しています。


1 ACRS療法とは

ACRS【Autologous Cytokine Rich Serum(オートロガス サイトカイン リッチ セラム)】療法は、患者様ご自身の血液を採取し、特定の条件下で処理することで、

  • 成長因子
  • 抗炎症性サイトカイン(炎症を抑える)

といった成分を多く含む「血清のみ」を抽出し、治療に用いる方法です。

一般的な報告では、通常の血液中と比べ

  • 成長因子は数倍以上
  • 抗炎症性サイトカインはさらに高い濃度

に含まれる状態になるとされています。
ACRS療法は、外から人工物を補う治療ではありません。ご自身の身体が本来持っている自己調整力・回復力に着目し、炎症に傾いた肌環境を穏やかに整えることを目指した治療です。

2 ACRS療法が目指す肌の変化

ACRS療法は、施術直後に劇的な変化を出す治療ではありません。時間をかけて

  • 肌のハリやツヤ
  • 肌のトーンアップ
  • なめらかさ
  • 小じわが目立ちにくい印象
  • 肌全体のコンディション

が、少しずつ整っていくことを目指します。

「いかにもな美容医療には抵抗がある」 「今の肌をベースから立て直したい」そのような方に向いた考え方の治療です。

3 治療の進め方

当院では、以下の流れで治療を行います。

  1. 医師による診察・カウンセリング:お悩みや既往歴を確認し、治療の適応を判断します。
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  2. 採血:1回の治療につき、約12mlの血液を採取します。
    (まとめて数回分採取することも可能です)
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  3. ACRS血清の作成:採取した血液を37℃で約3時間保温し、その間に放出された成分を含む血清(ACRS)を抽出します。
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  4. 注入:クリーム麻酔後、水光注射(BellaPro)を使用し、極細針で均一な深さ・量になるよう丁寧に注入します。


4 PRP療法との違いについて

ACRS療法と比較される治療に、PRP療法があります。PRP療法は、血液中の血小板を多く含む成分を用いる治療です。血小板は成長因子を放出しますが、

  • 血小板の量
  • 血小板の状態(質)

は、年齢・体調・生活習慣などによって個人差があるのが通常です。そのため、同じPRP療法であっても、治療後の反応に差が出ることがあります。

一方、ACRS療法は、血小板から放出された 成長因子や抗炎症性サイトカインを含む血清成分 のみを用いる点が特徴です。

自己血由来という点は共通していますが、血小板数そのものに左右されにくいアプローチ と考えられており、当院ではこの点を重視してACRS療法を採用しています。

5 ACRS療法とエクソソーム療法について

新橋消化器内科・泌尿器科クリニックでは、ACRS療法に加えて、エクソソームを用いた顔の治療も行っています。

ACRS療法とエクソソーム療法は、どちらも水光注射を用いて肌全体に均一に成分を届ける治療であり、ダウンタイムにも大きな違いはありません。また、「肌全体の調子を整える」という目的も、両者に共通しています。

両者の明確な違いは、主に使用する成分が自己由来か、他人由来かという点にあります。ACRS療法はご自身の血液から作成した成分を用いるのに対し、エクソソーム療法は他人の幹細胞を培養した時に放出される物質(エクソソーム)を使用するという点です。もちろん厳正な感染症チェックなどをクリアした幹細胞を使用するという点では安心ですが、エクソソームを使用した場合、献血(日本赤十字社によるもの)ができなくなるということを理解しておいた方が良いでしょう。

そのため、自己由来成分に安心感を持たれる方にはACRS療法が、一方でACRS血清の作成に必要な時間を確保することが難しい方などには、エクソソーム療法も選択肢の一つとなります。

6 ダウンタイム・リスクについて

施術後、一時的に

  • 赤み
  • 腫れ
  • 内出血

などがみられることがありますが、多くは数日〜1週間程度で自然に落ち着きます。

自己血由来の治療であるACRS療法は、アレルギーリスクが低いとされていますが、感染や炎症の可能性が完全にゼロではありません。当院では衛生管理を徹底し、リスクの低減に努めています。

7 よくあるご質問(Q&A)

Q1. ACRS療法は、一般的な美容注射と何が違うのですか?

A. 一般的な美容注射は、成分を外から補うことで見た目の変化を目指すものが多くあります。(ボトックス・ヒアルロン酸など)。一方でACRS療法は、ご自身の血液から得られた成分を用い、肌が本来持っている修復・調整の流れをサポートすること を目的とした治療です。

Q2. なぜACRSでは「炎症」が重要視されるのですか?

A. 肌は紫外線や摩擦などの刺激によって、自覚のないまま炎症が続いている状態になることがあります。
ACRS療法は、抗炎症性サイトカインや成長因子を含む血清成分を用いることで、炎症に傾いた肌環境を落ち着かせる方向へ導くことを目指します。

Q3. ACRS療法は若返り治療ですか?

A. 急激な若返りを目的とした治療ではありません。肌の状態を土台から整え、結果として肌の印象が健やかに見えることを目指します。

Q4. エクソソーム治療とACRS療法はどう違いますか?

A.ACRS療法は自己血由来の血清成分を用いる治療です。エクソソーム治療は、製剤由来の成分を用いた別のアプローチで、肌状態やライフスタイルに応じて選択されます。

Q5. 肌が薄い・敏感肌でも相談できますか?

A.自己血由来成分を使用しますが、肌状態によっては慎重な判断が必要な場合があります。
診察時に医師が適応を確認します。

Q6. 顔以外にも施術できますか?

A.状態によっては、首や胸元への施術を検討できます。
ご希望がある場合は、事前にお知らせください。

Q7. 男性でも相談できますか?

A.はい。当院は消化器内科・泌尿器科の保険診療も行っており、男性の方にもご相談いただきやすい環境です。

Q8. 迷っている段階でも相談できますか?

A.もちろん可能です。治療を前提としないご相談でも、現在の肌状態や選択肢についてご説明します。

8費用について

ACRS療法
(全顔1回)

88,000円(税込)
別途麻酔代 20,000円

エクソソーム療法
(全顔1回)

77,000円(税込)
別途麻酔代 20,000円

9まとめ

ACRS療法は、自分自身の血液を用い、肌が整いやすい環境を内側から支える治療です。
当院では、ACRS療法を軸としつつ、エクソソーム治療という別の選択肢も含め、お一人おひとりに合わせた最適なご提案を行っています。

新橋消化器内科・泌尿器科クリニックでは、保険診療で通院していただいている方にもお気軽に受けていただける環境と、確かな技術でACRS療法を提供しております。若さを諦めないことはご自身の自信にも繋がり、毎日を輝かせます。

新橋消化器内科・泌尿器科クリニックではそんなあなたのお手伝いができたらと心より願っています。まずはお気軽にご相談ください。

この記事を執筆した人
伊勢呂哲也
伊勢呂哲也

日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
名古屋大学出身
年間30000人以上の外来診察を行なう。
YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。
再生医療専門クリニックも運営

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